せたがやパートナー 事業団だよりbV1 2019年7月12日発行 発行 世田谷区社会福祉事業団 〒154-0017 世田谷区世田谷1の23の2 電話 03-5450-8223 ホームページ https://www.setagayaj.or.jp/ 障害者差別解消法施行に伴い、広報紙パートナーでは文字情報をデジタル信号に変えることで、 視覚障害者などが音声でその情報を知ることができる音声コードを各ページに挿入しています。 音声コードを専用の活字文書読み上げ装置で読み取ると、掲載情報を音声で聞くことができます。 この冊子は、奇数ページは右下、偶数ページには左下に音声コードが挿入されています。 目次 1ページ 目次等 2ページ 特集 事業団の地域貢献事業について 3ページ 介護職員初任者研修受講者募集のご案内、お役立ち情報 4ページ 利用者紹介 特集 事業団の地域貢献事業について 今回の特集では、楽しみながら認知症を学び、地域の見守りネットワークの一翼を担う事業として、 芦花ホームの「コミュニティカフェ芦花」と上北沢ホームの「みんなのカフェ」をご紹介します。 コミュニティカフェ芦花(芦花ホーム) コミュニティカフェ芦花は、地域の皆様はもちろん、認知症に関心のある方や介護の専門職も交え、 何でも話し合える、みんなの憩いの場所です。ぜひお立ち寄りください。 4月は改修後、芦花ホームで初めての開催となりました。   昨年度の芦花中学校をお借りしたカフェ活動などの様子をはじめ、 引っ越しから改修後の様子までをスライドで楽しみました。 スライドの後は、芦花ホーム探検ツアーと称して、新しい芦花ホームを見学していただきました。 5月は歯科衛生士による「口腔ケアとリラックスヨガ」で皆さん体と心をほぐしていただきました。 みんなのカフェ(上北沢ホーム) みんなのカフェは、地域の皆様、認知症の方やそのご家族、 関心のある方が気軽に安心して過ごせる場所です。 いつもとは違う雰囲気を味わいながら、お喋りや、ゆったり楽しく活動し、 顔なじみの関係をたくさん作りませんか? 5月のみんなのカフェは、機能訓練指導員による健康体操と、 介護職員による脳トレーニングを行いました。 健康体操では、自宅でも簡単にできる体操を行いました。 転倒予防や、立ち上がり、歩行などの基礎となる筋力を維持するための筋力トレーニングを中心に行い、 皆さん熱心に身体を動かされ、後半は汗ばむ程度の運動ができました。 脳トレーニングでは、バラバラに並んだ文字を見て何という文字が書いてあるか当てるゲームと、 楽しい、嬉しいなど、「〜しい」が付く言葉を皆さんで挙げていくゲームを楽しく行いました。 身体も頭もほぐれたところで恒例のティータイム。 お茶とお菓子とともにお喋りをして、楽しみました。 介護職員初任者研修受講者募集のご案内 介護職員初任者研修とは? 介護の知識やスキルを学ぶうえでの入門的な資格です。 介護職員がキャリアアップしていく道しるべとして、 厚生労働省により介護キャリアパスが定められています。 介護職員初任者研修はその入門資格として位置づけられています。 この初任者研修では、介護の現場で日々活躍している当事業団の職員が講師として、 専門知識・技術習得に向け、丁寧にわかりやすく講義や実技指導を行います。 これからの超高齢社会を、誰もが笑顔でむかえられる役立つ知識を得ることができます。 初任者研修の受講をお待ちしております。 世田谷区福祉人材育成研修センター センター長 瓜生 律子 お役立ち情報 簡単レシピ ゴーヤとベーコンの炒めあえ ゴーヤの苦みは胃腸の調子を整え、食欲を増進させる働きがあります。 また、ビタミンCを多く含み、疲労回復、コラーゲンの生成に効果があり、 夏場の健康と美容にはお勧めの食材です。 ゴーヤの苦みが苦手な方は、塩でもんでから水にさらすか、軽く茹でてから調理しましょう。 材料 2、3人分  ゴーヤ 1本  玉ねぎ 2分の1個  ベーコン 3枚  サラダ油 小さじ1  しょう油 小さじ1  マヨネーズ 小さじ1  かつお節 適宜 作り方   1 ゴーヤはたて半分に切り、種とワタを除き、薄くスライスする。  2 玉ねぎはスライスし、ベーコンは2センチ幅に切る。  3 フライパンに油をひき、ベーコンを炒め、ゴーヤと玉ねぎを加え、火が通るまで炒める。 4 しょう油とマヨネーズを加え、混ぜ合わせたら火を止め、器に盛り、お好みでかつお節をちらす。 管理栄養士 竹内 洋子 利用者紹介 元気のみなもと デイホーム世田谷 早川 光位(みつい)様 渋谷区千駄ヶ谷出身(元旦生まれ)の早川様は、デイ・ホームの皆さんとお話しすることが大好きです。 これまでもPTAの副会長として司会をされるなど、大勢の前でお話をされてきました。 テレビでアッと思う情報があるときはメモを取り、話のネタにされています。 掛け声がお上手で、朝の体操の際も職員が早川様にお願いすると、 「いよっ」という大きな掛け声がホーム内に響き、場の空気がとても明るくなりました。 年末の演芸会では、毎年早川様が芸をしてくださいます。 内容もお笑い芸人「トレンディエンジェル斎藤さん」のものまねから、夫婦漫談、 安珍・清姫伝説の講談と、とても多くの引き出しをお持ちです。 台本から衣装までご自身で用意してくださり、早川様のおはなしを皆さん楽しみにされています。 元気の秘訣 笑いの心、職員からのおもてなし いつでも楽しくいることが早川様の元気の秘訣です。 これまで悲しいことがあるときは、喜びが出るように心の転換を大切にされてきました。 「嬉しいときも悲しいときも同じように楽しく、笑いの心で物事を解決していければいいわと思うのよ」 と笑顔で語りかけてくださいました。 また、早川様は職員のおもてなしも元気の秘訣の一つであると話されます。 雨が降ったとき 濡れないように手すりをタオルで拭いてくれる、冬はホカロンで手を温めてくれるなど、 職員のおもてなしのおかげでデイ・ホームに行かれることをとても楽しみにされています。