せたがやパートナー 事業団だより No.60 平成29年9月15日発行 発行 世田谷区社会福祉事業団 〒154-0017 世田谷区世田谷1の23の2 電話 0354508223 ホームページ http://www.setagayaj.or.jp/ 平成28年4月からの障害者差別解消法施行に伴い、広報紙パートナーでは文字情報をデジタル信号に変えることで、視覚障害者などが音声でその情報を知ることができる音声コードを各ページに挿入しています。 音声コードを専用の活字文書読み上げ装置で読み取ると、掲載情報を音声で聞くことができます。 この冊子は、奇数ページは右下、偶数ページには左下に音声コードが挿入されています。 目次 1ページ 目次等 2ページ 特集 在宅生活を支援する事業団の取り組み 3ページ お役立ち情報、平成28年度決算報告 4ページ 利用者紹介、お知らせ 施行 特集 在宅生活を支援する事業団の取り組み 事業団のショートステイは特別養護老人ホームに併設され、在宅で生活している高齢者やご家族等の状況に応じて、柔軟な受け入れを行っています。 利用中も可能な限り普段と変わらない生活を送ることができるよう環境に配慮し、ご自宅でも、その人らしい在宅生活を継続できるよう支援しています。 1 多種多様なニーズに合わせた利用者の受け入れ 医療依存度が高い方、認知症高齢者の方などの積極的な受け入れ 緊急的に利用を必要とされる方の受け入れも可能な限り対応 ご家族等の負担軽減や就労継続を支援し、区民のセーフティーネットとしてもお役に立てるよう、信頼されるサービスの提供に努めています。 2 特別養護老人ホームの設備を有効に利用したサービス 事業団の2つのショートステイは、特別養護老人ホームの設備や機能を利用したサービスを提供しています。 歯科医務室を利用した、歯科診療による口腔ケア 月に数回行われる、理容室を利用した理髪サービス 行事食、郷土料理等、バラエティー豊かな食事の提供 看護師24時間体制での終末期の看取り介護 芦花ホームでは、呼吸数や起き上がりといったような利用者の睡眠状況を把握できる、眠りスキャンというセンサーを導入しています。ご家族に、入眠状況をお伝えして、ご自宅での介護の参考にして頂くことができます。 なごみの会という行事があり、年始には干支のちぎり絵制作、春はお花見、夏はスイカ割り、秋は甘栗を剥いて食べたり、季節にちなんだ催し物を行っています。 上北沢ホームでは、お花クラブや書道クラブ、近隣保育園児との交流や動物とのふれあいなど、さまざまなレクリエーションを行っています。 土曜日の入退所、日曜・祝日の退所ができるように体制を整えています。 在宅介護での相談や疑問に専門のスタッフがお応えする「かみきた介護サポート」を行っています。 お役立ち情報 「季節の変わり目 秋バテに注意」 暑い夏が過ぎ、気温も下がってくる秋は、体調管理の意識が緩みがちになります。 体がだるくなる、眠気が続く、眠れない、食欲がなくなる、胸やけや胃もたれなど、自律神経が乱れて、免疫力の低下や代謝が悪くなることにつながっていきます。 「おすすめは運動」 自律神経を安定させ、元気を取り戻すことができます。 特におすすめなのがウォーキング。一日30分程度でいいので、水分補給をしながらゆっくり歩いてみてください。普段、自転車を使っているところをウォーキングに変えてみたり、通勤・通学の帰宅時に、ひと駅前で降りてウォーキングなど、いろいろ工夫して、実践してみてくださいね。 理学療法士  木戸貴光 平成28年度決算報告 事業活動計算書 平成28年度決算は、当期活動増減差額が1億5,015万円あまりの黒字決算となりました。 新たな施設整備に向けた積立金の増額等を実施しました。 今後も、サービスの充実、質の向上等に努めてまいります。 利用者紹介 元気のみなもと  世田谷ホームヘルプサービス 戸塚 美智子 様 戸塚様は、病気のため、少し前から目が不自由になり、料理や掃除、物の確認や外出時の付添い等、日常生活のサポートでヘルパーを利用しています。 この日はご自分でコーディネートされた、鮮やかな水色のワンピースに大判のスカーフを肩に巻き、とてもおしゃれな装いでした。洋服以外にも、室内のカーテンやマットなどを、夏は金魚柄に変えたり、旬のお料理に合わせてお皿を選んだりと、季節を感じる素敵なこだわりがたくさん。お話し中もとても楽しそうでした。特に大皿のコレクションは棚以外にもまだ3ケースほどあるそうで、動物や魚の絵がついたお気に入りのお皿をいくつも見せてくださいました。 元気の秘訣 好きなものを食べる。 過去に料理のお仕事の経験もあり、以前は圧力鍋でチャーシューや、鮎の甘露煮などの凝った料理も作っていたそうです。今はお気に入りの料理番組のメニューをヘルパーに伝えて作ってもらったり、食べたいものを買ってきてもらったりしています。入院時の食事も毎回残さずに召し上がるそうで。「胃腸は丈夫みたい、食べるのが好きすぎて体重が増えてきちゃった。」と笑顔。取材中にヘルパーから調味料の場所を聞かれて「白い棚の一番上の右のところ」と迷いなく答える。トツカ様。 元気の秘訣はなんと言っても「食べること」のようです。   問い合わせ先 世田谷ホームヘルプサービス 電話 03-5450-8292 ファックス 03-5450-8296 苦情処理委員会について 世田谷区社会福祉事業団では、みなさまの苦情等に公正に対処するため、苦情処理委員会を設置しています。 ご意見やご要望、ご相談等につきましては、窓口の総務課総務係までご連絡ください。 問い合わせ先 総務課総務係 電話 03-5450-8223 ファックス 03-5450-8294