せたがやパートナー 事業団だより№77 令和2年7月15日発行 発行 世田谷区社会福祉事業団 〒154-0017 世田谷区世田谷1-23-2 電話 03-5450-8223 FAX 03-5450-8294 ホームページ https://www.setagayaj.or.jp/ 障害者差別解消法施行に伴い、広報紙パートナーでは文字情報をデジタル信号に変えることで、 視覚障害者などが音声でその情報を知ることができる音声コードを各ページに挿入しています。 音声コードを専用の活字文書読み上げ装置で読み取ると、掲載情報を音声で聞くことができます。 この冊子は、奇数ページは右下、偶数ページには左下に音声コードが挿入されています。 ご利用者ならびにご家族の皆様には、新型コロナウイルス感染症対策による一部業務の縮小、ケア内容の変更等にご理解ご協力いただき誠にありがとうございます。 世田谷区社会福祉事業団では今後も感染予防対策を継続し、ご利用者、職員の安全確保に努めてまいります。 目次 1ページ 目次等 2ページ 特集 最期まで口から食べることの支援 3ページ 皆さまからのご寄附の活用について、お役立ち情報 4ページ 令和2年度第2回介護職員初任者研修受講者募集のご案内、お知らせ(ご寄附・採用情報)   【特集 最期まで口から食べることの支援】 事業団のホームヘルプサービスと訪問看護ステーションでは、平成23年に「最期まで口から食べる」ことを事業計画に掲げ、専従の管理栄養士を採用し、利用者のサービス向上に努めています。 今回は、事業団が行う先駆的な食の支援の取り組みをご紹介します。 一般的には、在宅サービスにおける管理栄養士との連携の仕組みはまだ整っていないのが現状ですが、事業団では看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、ヘルパーは、 担当の利用者の食事や栄養に関して、いつでも管理栄養士に相談することができ、利用者の個別の悩みに対応できる体制を整えています。 <事業団による食の支援体制> ①看護師やヘルパーは利用者の食についての悩みがある場合、管理栄養士に相談します。 ②管理栄養士は利用者の病状、飲み込みや身体の機能の状態等を確認して助言をします。 ③管理栄養士は必要に応じて看護師やヘルパー等と同行訪問し、利用者の状態にあった食の栄養指導を行います。 また、管理栄養士は適宜勉強会や研修を行い、看護師やヘルパー等に食と栄養の情報を伝えています。 栄養バランス、食べやすさ、おいしさなどを考えながら担当の職種全体で支援することで、食べることや栄養の意識が高まり、サービスの向上が期待できます。 全ての方にとって食は生活の基本であり、早期からの改善が低栄養や持病の重症化の予防につながります。 多くの方が希望される「最期まで口からおいしく食べること」を目標に、今後も多職種で取り組んで参ります。 問い合わせ:訪問サービス課 訪問サービス統括担当 電話03-5450-8807   【皆さまからのご寄附の活用について】 世田谷区社会福祉事業団では、皆さまからの善意の寄附金を施設運営のため有効に活用させていただいています。 令和元年度は寄附金を、特別養護老人ホームでは介護用品の新調や利用者イベント運営、 デイ・ホームではトイレドアの修繕、レクリエーションで使用するホットプレートやプロジェクターの購入等に活用させていただきました。 その他にも、車椅子やウォシュレット等、多数の方から寄附物品をいただきました。 皆さまの善意のご寄附に心からお礼申し上げます。 【お役立ち情報 足のむくみ予防運動 ~隙間時間に行いましょう~】 新型コロナウイルス感染症予防のため自宅にいることが多くなり、足のむくみを感じていないでしょうか。 今回は、自宅で簡単にできるむくみを予防・解消する運動をご紹介します。 ①椅子に座り膝を伸ばす ②つま先立ちをする(手すりなどにつかまり転倒に注意してください) ③椅子に座り足の指でグーチョキパーをする ④椅子に座りタオルを足の指で丸める ①~④を繰り返し行います(20分程度) 運動ではありませんが、ふくらはぎのマッサージも足のむくみ予防に有効です。 手でふくらはぎを下から上にゆっくり揉みあげてください。 午後にむくんでくることが多いため、これらの運動を午前中に行うとむくみの改善が期待できます。 難しくありませんので、隙間時間に自分のペースでおこなってみてください。 デイ・ホーム理学療法士 木戸 貴光   【令和2年度 第2回 介護職員初任者研修受講者募集のご案内】 介護の専門知識や技術を基礎から学び、介護の入門的な資格が取得できます。 研修修了者は世田谷区の助成制度が利用できます(助成要件あり)。 ●研修期間 令和2年9月14日~令和2年11月6日 全22日 130時間 ●申込期間 令和2年7月15日~令和2年9月4日 ●受講料  80,000円(税込) ※テキスト代含む ① 事業団研修の特色   専任の担当者がサポートします。   介護職場体験(最大3ケ所)が無料でできます。   介護の現場で活躍している経験豊富な当事業団職員による丁寧な講義と実技指導を行います。 ② Q&A   Q1 介護の経験がなく研修についていけるか心配です。   A1 受講されたほとんどの方は未経験で、経験や性別に関係なく、資格を取得されています。   Q2 欠席をするにはどうしたらいいですか?   A2 欠席した科目については補講を受講していただく必要があります。 ③ 受講者の声   介護の経験がなく不安だったけど、担当者や講師の丁寧なサポートで、資格を取得できました。   職場体験ができたので、自分に合った働き方がイメージできました。   就職先の相談にもしっかり対応してもらえて、安心して就職できました。   欠席しても丁寧に補講をしていただきました。 ④ お問い合わせ   世田谷区福祉人材育成・研修センター   電話:03-6379-4280  FAX:03-6379-4281