せたがやパートナー 事業団だより79 令和2年11月13日発行 発行 世田谷区社会福祉事業団 〒154-0017 世田谷区世田谷1-23-2 電話 03-5450-8223 FAX 03-5450-8294 事業団のホームページ https://www.setagayaj.or.jp/  障害者差別解消法施行に伴い、広報紙パートナーでは文字情報をデジタル信号に変えることで、視覚障害者などが音声でその情報を知ることができる音声コードを各ページに挿入しています。 音声コードを専用の活字文書読み上げ装置で読み取ると、掲載情報を音声で聞くことができます。 この冊子は、奇数ページは右下、偶数ページには左下に音声コードが挿入されています。 目次 1ページ 目次等 2ページ 特集 在宅での看取りを支援する事業団の取り組み 3ページ お役立ち情報 4ページ ご利用者紹介 パートナーは、世田谷区の各区民センター、出張所、まちづくりセンター、図書館、あんしんすこやかセンター等、スーパーマーケット オオゼキ(上町店、松原店、下北沢店、八幡山店、千歳烏山店、祖師谷大蔵店)及びスーパーマーケット サミット(梅ヶ丘店 、砧店 、砧環八通り店、下馬店、松陰神社前店、成城店、代沢十字路店 、深沢不動前店 、芦花公園駅前店 )、ユニクロ(世田谷千歳台店)で配布しています。 特集 在宅での看取りを支援する事業団の取り組み  事業団では多職種連携による在宅での看取りに向けたサービスを提供しています。癌やさまざまな疾患・高齢による終末期のかたが、住み慣れたご自宅で最期を迎えたいという思いに寄り添い、ご本人、ご家族の支援をしています。  ケアマネジャーをはじめとする多職種が連携して安心して最期まで過ごせる環境を整えます。日々変化する体調や介護状況に合わせて、福祉用具やヘルパー、訪問入浴などを利用します。また、在宅主治医や訪問看護師はご本人の苦痛を緩和し、ご家族の精神的サポートをしながら、24時間いつでも連絡が取れる体制で支援します。 【事業団の多職種連携による看取り支援体制の例】 訪問看護師による支援  介護方法の助言  精神的サポート  24時間体制の相談訪問  苦痛の緩和  お看取りの経過の説明  在宅主治医との連携    ケアマネジャーによる支援  福祉用具の導入  各サービスの導入  サービス間の調整や連絡 ヘルパーによる支援  口腔ケア・清拭・排泄ケア等  訪問看護師への報告 お役立ち情報 サバ缶のキムチ炒め 腸内環境を整え免疫力アップを図りましょう  ヒトの免疫に関わる細胞の6割以上は腸に存在しており、免疫力を高める方法のひとつに腸の健康を保つ(腸内環境を整える)ことが挙げられます。腸の健康を保つためには、腸内細菌のバランスを整えることがポイントです。 キムチなどの発酵食品は腸内で善玉菌を活性化させ、サバなどの青魚に多く含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)は腸の炎症を抑えて善玉菌が増えやすい環境にすると言われています。サバ缶は皮や骨まで食べられるため、より多くのEPAやDHAを摂取できます。 材料2人分 サバの水煮缶:1缶(200グラム程度)、 キムチ:150グラム、 長ネギ:2ぶんの1本、 ニラ: 20グラム、 ごま油:大さじ1、 ☆料理酒:大さじ1、 ☆砂糖:小さじ1、 ☆醤油:小さじ1、 ☆一味唐辛子(お好みで):小さじ1、 作り方 @長ネギは1cm巾で斜め切りにし、ニラは3cm程度の長さに切る。 A中火で熱したフライパンにごま油をひき、キムチを炒める。 Bキムチに油が馴染んだら、サバの水煮缶(汁ごと全部)、長ネギ、料理酒、砂糖、醤油、一味唐辛子を入れてサバを崩しながら炒める。 C全体に味が馴染んだら、最後にニラを加えてサッと炒め、器に盛り付けて完成。 ※一味唐辛子小さじ1はピリ辛くらいです。辛さはお好みで調整してください。 芦花ホーム 管理栄養士 齋藤 雅子 ご利用者紹介 元気のみなもと 寿満ホームかみきたざわ 小笠原 才子(さいこ)様  御年89歳の小笠原様は、平成30年から、ご利用になられています。岩手県盛岡市のご出身で、地元では洋裁学校の講師をされてきました。  「寿満ホームかみきたざわ」では、定期的に行われるイベントを楽しみにされています。取材時には、敬老会で卒寿のお祝いとして職員からもらったプレゼントをうれしそうに開けられ、これからの寒い季節に活躍するダウンベストだと分かると、洋服が大好きな小笠原様はとてもよろこばれていました。表紙写真の撮影もダウンベストを着て臨んでくださいました。  施設での生活では地元の盛岡が恋しくなることもあります。職員はそんな小笠原様の気持ちを察して、食事には地元の味である白菜漬けが添えられています。「白菜漬けを食べることで盛岡を思い出せています」と職員への感謝を話してくださいました。   ●元気の秘訣 歩行訓練を行うこと  小笠原様の元気の秘訣は、歩行訓練を行うことです。取材時も訓練の様子を見せてくださり、積極的に訓練に取り組まれている小笠原様の生き生きとした表情がとても印象に残っています。「自分の力で歩けるようになり、盛岡のお姉さんに会いに行きたいです」と今後の目標を語ってくださいました。 お問い合わせ  地域密着型特別養護老人ホーム 寿満ホームかみきたざわ  世田谷区上北沢1-32-11  電話番号 03-6824-9080  FAX番号 03-3302-5520