社会福祉事業団だより せたがやパートナー ナンバー84 令和 3年10月15日発行 発行 世田谷区社会福祉事業団 編集 経営企画課 〒154-0017 世田谷区世田谷1-23-2 電話 03-5450-8223 FAX 03-5450-8294 障害者差別解消法施行に伴い、広報紙パートナーでは文字情報をデジタル信号に変えることで、視覚障害者などが音声でその情報を知ることができる音声コードを各ページに挿入しています。 音声コードを専用の活字文書読み上げ装置で読み取ると、掲載情報を音声で聞くことができます。 この冊子は、奇数ページは右下、偶数ページには左下に音声コードが挿入されています。 パートナーは、世田谷区の各区民センター、出張所、まちづくりセンター、図書館、あんしんすこやかセンター等、スーパーマーケット オオゼキ(上町店、松原店、下北沢店、八幡山店、千歳烏山店、祖師谷大蔵店)及びスーパーマーケット サミット(梅ヶ丘店 、砧店 、砧環八通り店、下馬店、松陰神社前店、成城店、代沢十字路店 、深沢不動前店 、芦花公園駅前店 )、ユニクロ(世田谷千歳台店)で配布しています。 特集 在宅生活を支援するホームヘルプのサービスをご紹介します 事業団の訪問介護は、介護保険サービス、障害福祉サービス・移動支援事業のサービスを中心に子どもから高齢者まで幅広い方々への支援を行っています。 今回は各サービスの内容についてご紹介します。 ★訪問介護(介護保険サービス) 訪問介護とは、ホームヘルパーが要支援・要介護の高齢者の自宅に直接訪問をして、入浴、排せつ、食事等の介助などの「身体介護」や、調理、洗濯、掃除等の家事といった「生活援助」を行うサービスです。要支援・要介護の高齢者が自立した在宅生活を送るための支援を行います。 ★居宅介護(障害福祉サービス) 居宅介護とは、障害福祉サービス受給者証をお持ちのかたに対して、ヘルパーが訪問し、自立した日常生活を送ることができるように、身体介護や、家事援助を提供するサービスです。 サービスの内容は、生活全般の状況や、ご希望を踏まえて決めます。定期的にヘルパーが訪問することで、在宅生活が安心して継続できるように支援します。 ★同行援護(障害福祉サービス) 同行援護とは、視覚障害のかたに対して、ヘルパーが訪問し、移動の介助および、それに伴う外出先において必要な視覚的な情報を提供するサービスです。 通院や買物等の日常生活に必要不可欠な外出だけでなく、散歩や娯楽施設への移動、趣味のためのお出かけ等、余暇活動・社会参加を充実させるための支援を行います。 ★移動支援サービス(世田谷区) 移動支援サービスとは、移動が困難な障害者及び障害児に対して、ヘルパーが訪問し必要な移動の介助及び外出に伴って必要となる介護を提供するサービスです。 行政機関や金融機関での手続きや公共料金の支払、冠婚葬祭、日用品の買い物同行などの日常生活上必要不可欠な外出や、散歩や娯楽施設への移動、趣味等のための買い物同行など、余暇活動・社会参加を充実させるための支援を行います。 今後もホームヘルパーがご自宅に訪問し、介護や家事等のサービスの提供を通じて、利用者一人ひとりが住み慣れた自宅で「その人らしく」生活することができるよう、地域に根差したサービスを行っていきます。 <お問い合わせ> 訪問サービス課 電話番号 03-5450-8807 令和2年度決算報告(事業活動計算書) 令和2年度決算は、新型コロナウイルス感染症の拡大による在宅系サービスの収入減等により、8,228万円あまりの赤字決算となりました。 引き続き、区民が住み慣れた地域でいつまでも安心して生活できるよう支援するとともに、地域から信頼される社会福祉法人にふさわしい自立した経営を目指してまいります。 令和3年度お客様サービス評価アンケートへの協力御礼とご報告 世田谷区社会福祉事業団では、お客様を対象としたサービス評価アンケートを実施しています。令和3年度は年4回(4月・7月・10月・1月)の実施を予定し、これまで皆様から多くの回答をいただきました。ご協力を賜り心よりお礼申し上げます。 皆様から寄せられた貴重な声を真摯に受け止め、より一層のサービス向上に取り組んでまいります。 【サービス改善の取組みについて】 サービス改善の取組みは広報紙「パートナー」及びホームページに随時掲載いたします。 <お問い合わせ> 経営企画課 経営企画係 電話番号 03-6822-9006 ご利用者紹介 元気のみなもと ●世田谷ホームヘルプサービス 半谷 静香(はんがい しずか)様 半谷様は東京パラリンピック 2020女子柔道48キロ級の代表選手です。2019年から買物や通院、音声のパソコン教室などに同行援護サービスをご利用になられています。 今回、半谷様にパラリンピックに向けて大切にされていることや意気込みをお聞きしました。 ■パラリンピックに向けて大切にされていることはありますか? 私は動画で相手の情報を確認できないので、自分の中の感覚を育てるためにイメージトレーニングを大切にしています。また、「自分はできるんだ」「他の選手にできて自分にできないわけはない」と気持ちやモチベーションを上げるようにしています。 ■コロナ禍により何か変化はありましたか? コロナの期間で随分強くなったと実感しています!制限された時期だからこそ、他人と比較することなく自分の意識、声に耳を傾けることで粘り強い柔道ができるようになりました。 ■パラリンピックへの意気込みを教えてください。 この4年間、金メダルを取ることをイメージして練習してきたので、金メダルを取れるよう頑張りたいです! これまで支えてもらったかたや試合を見て下さるかたのためにも、私らしい粘り強い柔道をお見せしたいと思います。 お問い合わせ:世田谷ホームヘルプサービス 〒154-0017 世田谷区世田谷1-23-2 電話番号 03-5450-8292 FAX番号 03-5450-8296