P1 世田谷区社会福祉事業団だより せたがや パートナー 2023/10 No.92 令和4年10月23日発行 発行/世田谷区社会福祉事業団 編集/総務課 〒154-0017 世田谷区世田谷 1-23-2 電話 03-5450-8223(代) FAX 03-5450-8294 特集 あんしんすこやかセンター 「あんしんすこやかセンター(地域包括支援センター)」は、住み慣れた地域でいきいきと 暮らせるように様々な支援を行うための身近な相談窓口です。高齢者に関するご相談の 他、障害のある方や子育て中の方などの様々なご相談もお受けしています。 世田谷区内に28か所あり、事業団ではそのうち6か所の運営を受託しています。 主な業務 ・福祉の相談窓口 ・介護予防ケアマネジメントなど そのほか、まちづくりセンター、社会福祉協議会、児童館と四者連携で地域共生のまちづくりに取り組んでいます。 今号では、事業団の各あんしんすこやかセンターの取り組みの一部をご紹介します! P2 太子堂あんしんすこやかセンター 「青空スマホなんでも相談」 青空スマホなんでも相談は、「高齢者こそスマホを使えたら、もっと生活が便利に、楽しみが増える」と日々の業務で感じた職員の発案からスタートしました。 3年目の現在では、「スマホHELPチーム」(まちづくりセンター、社会福祉協議会との三者)を結成し、毎月ミニ講座や相談会などを開催し賑わっています。新しい ことを学ぶ場、何度でも繰り返し相談できる場、世代を超えた教えあいなどのつながりの場となっています。 毎月第1水曜日 10:30 〜(青空ラジオ体操の後) 開催予定 令和5年11月11日開催の第15 回せたがや福祉区民学会で取り組みを発表する予定です。 上町あんしんすこやかセンター 「かみまち大人のあそび場」  地域に暮らすさまざまな立場や年代の人が誰でも参加できるアクションチームの活動として「かみまち大人のあそび場」を結成。朗読、「外郎売」の早口言葉、季節の懐かしい唱歌の3部構成で、令和5年8月16日に第1回目を開催しました。夏にちなんだ本やユニークな作品を朗読し、「外郎売」の早口言葉では、参加者全員が笑いながら挑戦。懐かしい唱歌は、作詞・作曲の経緯などの解説も加わり、皆さん声を出して歌われ、楽しめたとのお声をいただきました。 北沢あんしんすこやかセンター 「地区連携医事業/ケアマネジャー連絡会」 地区連携医と協力しながら、医療と介護のネットワークづくりやケアマネジャー向けの研修、事例検討会を行っています。令和5年7月31日には、北沢地区連携医をお招きし、「高齢者の糖尿病」について講演していただきました。その後、実際の医療機器のデ モンストレーションとグループに分かれて意見交換を行いました。今後も地区連携医事業を通して医療・介護関係者の連携を進めていきます。 P3 上北沢あんしんすこやかセンター 「福祉を通したまちづくり」  誰もが利用できる交流の場である「地域共生のいえ」。上北沢地区の「岡さんのいえ」に加えて八幡山地区に「いいづかさんち」がオープンしました。地域の方が気軽に集い、昔遊びや介護者の交流の場など、多世代が楽しくゆったりと過ごせる場になっています。  あんしんすこやかセンターでは、看護師・保健師による「まちの保健室」や世田谷版認知症サポーター養成講座「アクション講座」を実施し、地域とのつながりを作り続けてきました。今後はアクション講座での学びを実践していく「アクションチーム」としての活動や新たな関わりを考えています。多くの方とお会いできることを楽しみにしています。 上祖師谷あんしんすこやかセンター 「祖師谷公園 ラジオ体操会」  都立祖師谷公園にて、毎週水曜日10時からラジオ体操会を開催しています。心と体のリフレッシュタイム、世代を超えて様々な人の集いの場でもあります。さまざまな情報提供をし、交流の機会としても活用いただいています。今後は暮らしやすい地域づくりのための話し合いも展開していく予定です。 松原あんしんすこやかセンター 「はつらつ介護予防講座」  介護予防には、体操などの運動と交流の機会、役割を持つことが大切と言われています。世田谷区では、腕や足を上げ下げするやさしい運動「世田谷いきいき体操」を広め、介護予防に関するミニ講話が聞ける「はつらつ介護予防講座」があります。松原あんしんすこやかセンターでの開催時には、「来ると気持ちが明るくなります」「結構、体操は身体に効きます」とのお声をいただくなど、人気のある講座となっています。 お問い合わせ 太子堂あんしんすこやかセンター  03-5486-9726 上町あんしんすこやかセンター  03-5450-3481 北沢あんしんすこやかセンター  03-5478-9101 上北沢あんしんすこやかセンター  03-3306-1511 上祖師谷あんしんすこやかセンター  03-5315-5577 松原あんしんすこやかセンター  03-3323-2511 P4 令和4年度決算報告(事業活動計算書) 令和4年度は2,187 万円余りの黒字に (単位:円)   サービス活動増減の部  勘定科目 4年度決算(A) 収益 介護保険事業収益 2,903,949,177 児童福祉事業収益 82,950,778 障害福祉サービス等事業収益 89,273,901 医療事業収益 265,376,552 人材育成事業収益 108,730,314 その他事業団収益 162,349,839 経常経費寄附金収益 4,684,819 サービス活動収益計(1) 3,617,315,380 費用 人件費 2,727,699,877 事業費 353,784,864 事務費 486,015,525 減価償却費 65,196,535 国庫補助金等特別積立金取崩額 △13,794,273 徴収不能額 330,759 徴収不能引当金繰入 340,642 サービス活動費用計(2) 3,619,573,929 サー外増減の部 収益 サービス活動増減差額(3)=(1)-(2) △2,258,549 受取利息配当金収益 110,100 その他のサービス活動外収益 26,674,313 サービス活動外収益計(4) 26,784,413 費用 支払利息 96,228 その他のサービス活動外費用 2,406,012 サービス活動外費用計(5) 2,502,240 サービス活動外増減差額(6)=(4)-(5) 24,282,173 経常増減差額(7)=(3)+(6) 22,023,624 勘定科目 特別増減の部 収益 施設整備等補助金収益 1,014,383  施設整備等寄附金収益 0 その他の特別収益 301,705 特別収益計(8) 1,316,088 費用 固定資産売却損・処分損 448,331 国庫補助金等特別積立金積立額 1,014,383 特別費用計(9) 1,462,714 特別増減差額 △146,626 当期活動増減差額(11)=(7)+(10) 21,876,998 繰越活動増部 勘定項目 前期繰越活動増減差額(12) 1,194,472,942 当期末繰越活動増減差額(13)=(11)+(12) 1,216,349,940  基本金取崩額(14) 0 その他の積立金取崩額(15) 149,802,610 その他の積立金積立額(16) 155,376,000 次期繰越活動増減差額(17)=(13)+(14)+(15)-(16) 1,210,776,550  令和4年度は2,187 万円余りの黒字決算となりました。  主な収入源である介護保険事業で、感染症対策の徹底などにより、介護サービスへの影響を最小限に抑え増収となりました。  一方、事業費の水道光熱費においては、全国的なエネルギー価格高騰の影響を受け、特に特別養護老人ホームで電気代やガス料金の支出が増加しました。 お役立ち情報 口腔ケア 誤嚥をしないよう口の中を清潔に使用! ※誤嚥 食べ物、唾液が肺に入ってしまうこと 今号から口腔に関するお役立ち情報を掲載していきます。乞うご期待ください! 01 @外側 A内側 B噛み合わせ の順に細かく丁寧に磨きましょう 02 舌は奥から手前へやさしく磨きましょう ご寄附 多くの皆様より、善意の寄附金、寄附物品をいただきました。心より御礼申し上げます。 令和5 年6 月〜令和5 年8 月にご寄附いただいた方 平野 玲子 様、日向 弘子 様 他 (※お名前はご了承いただいた方のみ掲載しております) 当法人への寄附は、所得税等の税法上の優遇措置の適用がございます。ご寄附のお申し出は下記の問い合わ せ先、または各事業所までお願いいたします。 問い合わせ 経営企画課 経営企画係 電話 03-5450-8595