デイ・ホーム松原で年に2回、春と秋に行われている「ナース講座」をご紹介したいと思います!
ナース講座は、デイ・ホーム松原に勤務している看護師2名による健康指導のプログラムです。ご利用者様が日々の暮らしをより安全かつ快適に暮らせるよう、様々なテーマで講座を開催しています。
今回のテーマは2つ。1つめが『インフルエンザ予防について』まずはDVD上映。その後、看護師によるインフルエンザの脅威や予防法、感染した場合の対応方法を学びます。
1.手洗い・うがい
出かけた時、出かけた後、食事の前は必ず手を洗いましょう!
どのように手洗いをすることが望ましいかというと「流水と石鹸を使って、30秒以上洗うこと」だそうで、指の間や爪の間、親指の付け根など、細かく注意して洗い流すと、なんと30秒かかるそうです。
2.マスクの着用
インフルエンザのウイルスは飛沫感染(せきやくしゃみなどによって、飛び散った飛沫が空気中に飛び、他者が吸い込むことによって感染すること)による拡大が大きな原因となっています。
3.予防接種
インフルエンザの予防として今は予防接種を行う方がとても多くなりました。自身の体がインフルエンザに感染しないよう、あるいは感染しても重症化しないよう、この時期に予防接種を受けることはとても大事ですね。
他にも、湿度の確保や十分な部屋の換気等についても、その重要性を確認しました。
ヒートショックとは「急激な温度の変化によって、血圧の乱高下や脈拍の変動が起こることをきっかけにして起こる健康被害」のことです。
冬場の入浴時や、冷暖房の効いた部屋から外へ出た時などに起こりやすいと言われています。
浴室だけでなく、部屋から外へ出た時や寒暖の差が激しい場所であれば、どこでも同様の状態になりやすいので、冬場は特に注意が必要です。
手作りの心臓の模型、血管を模したポンプ、授業形式の分かりやすく丁寧な看護師の説明に、利用者のみなさんはもちろん職員も聞き入りました!!
おまけ・・・
講座のおわりに、人間と動物の血圧の違いはどのくらいでしょうか?というカードを使ったクイズが。
人間は標準血圧120/80程度ですが、キリンはなんと260/160もあるそうです。
カエルは30/20だそうです。随分違うものですね!
デイ・ホーム松原ではこれからも様々な活動やプログラムを行う予定です。
お楽しみに!