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ホームヘルパー研修「感染症の基礎知識」

  • 活動報告
  • 2018年12月27日

12月13日(木)、20日(木)世田谷区社会福祉事業団訪問サービス課訪問看護統括担当係長 青田礼子氏による「感染症の基礎知識」の研修を行いました。

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「感染とは感染源・感染経路・感受性宿主の3つが連鎖して成立するものである」という内容から講義が始まり、在宅で多く見受けられる感染症(MRSA、ノロウイルス、インフルエンザ、疥癬、B型C型肝炎、結核、白癬など)への対応方法を再確認しました。

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感染症について、いたずらに怖がるのではなく、すべての人の血液・体液・粘膜・傷・排泄物などには感染の危険性のある微生物が含まれているという知識を得た上で、感染症があるかも知れないという考え方で常に対応することが大切だと教わりました。これは『スタンダードプリコーション』(標準予防策)と呼ばれているものです。

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標準予防策の内容の中で、私たちが日ごろ行っている『手洗い』については、普段の手洗いがどの程度の衛生を保てているのかのチェックが行われ、参加者が関心を寄せていました。

結果、きちんと洗っているつもりでも、かなり汚れが残っていることが視覚を通して分かり、「こんなに汚い手を使い素手でおにぎりを食べていたなんて」という声があがりました。

続いて正しい手洗いの方法を学び、手指の衛生の大切さを改めて確認し、参加者へは携行用の液体せっけんと消毒液が配布されました。

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ホームヘルプでは感染症対策の一環として、ヘルパーの皆様に携行手指消毒液と液体せっけん等を配布しています。

手指消毒液は幅広い微生物に対応するものを使用し、内容物がなくなりましたら事業所にて補充しています。

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