BLOG

訪問看護ステーション9月定例研修会

  • 活動報告
  • 2021年09月24日

 

今年後2回目の研修は、2021年9月8日に行いました。小児薬物療法認定薬剤師 川名三知代先生 薬学博士 地域薬学ケア専門薬剤師 初田稔先生をお迎えし、「訪問看護に役立つ薬の知識」というテーマで講義をしていただきました。前回同様、感染対策を講じた会場では10名ほどが参加、Googlemeetで計75名ほどの参加がありました。

IMG_0431.jpg

講義のはじめは薬が効く仕組みと副作用・副反応とはどういうものか?の説明がありました。その後、統合失調症、認知症治療薬、睡眠薬、頻尿病治療薬など、近年多く処方される薬の作用と副作用の説明や、注意しなければいけない点等、わかりやすく教えていただきました。また処方カスケードについてお話があり、副作用を止める為に薬がどんどん増えていくことがあるとの事でした。看護師としてそのことに気づき、早めに薬剤師さんに相談できることが大切だと学びました。

IMG_0907.jpg

後半は癌性疼痛に使用される痛み止めについての内容でした。各オピオイドの特徴や鎮痛補助薬の種類と副作用なども説明がありました。最後30分は質問コーナー。日頃から疑問に感じている事を直接質問し回答していただきました。癌の末期でフェントステープが処方されてすぐ亡くなられたケースや、認知症の薬の服用の仕方について、未使用の麻薬の取り扱いなど、いろいろな質問がありました。

IMG_0434.jpg

日頃疑問に感じている事が研修に多く盛り込まれ、とても有意義な研修会でした。今後も薬剤師さんと蜜に連携を取り、服薬について対応していきたいと感じました。

採用サイトは こちらから
メニュー