みなさんこんにちは。
上北沢あんしんすこやかセンターです。
上北沢の「地域共生のいえ 岡さんのいえTOMO」で
世田谷版認知症サポーター養成講座「アクション講座」を行いました。
岡さんのいえは、現オーナーの方の大叔母にあたる岡さんという方が昭和24年から地域の子ども達のつどいの場であった自宅を「これからも子どもたちや地域のために役立てて」と設立されました。
古いピアノやミシンの置かれた、懐かしくて暖かい地域の「昭和のお茶の間」です。
講座には学生さんから当事者の方まで、まさに老若男女が集い、和気あいあいと「認知症は自分事」「そなえる」「つながる」「ともにいる」ことの大切さを話しあいました。
絵の得意なKさんがその場で岡さんのいえを中心とした上北沢マップを描き、皆で「このまちのこんなところが好き」「ここに気軽に座って一休みできるベンチがあったらいいね」といった意見を自由に話し合い、ふせんで貼って岡さんのいえオリジナルのアクションマップを作りました。
まちづくりセンターの所長からは具体的なまちづくりについてのアドバイスをいただき、認知症当事者の方からはとっておきの楽しいカラオケ屋や「やさしいお巡りさんのいる交番」のお話をいただきました。
このまちで安心して暮らし続けることができそうな、うれしい予感を抱いて講座は終了となりました。
岡さんのいえオリジナルアクションマップは、これからも皆さんで岡さんのいえに集ったときに手を加えて、すこしずつ仕上げていく予定です。
令和4年度はのべ11回のアクション講座を行うことができました。
令和5年度もアクション講座を行い、地域の皆様とお話しする機会を楽しみにしています。