皆様 こんにちは!
松原あんしんすこやかセンターです。
8月3日に、社会福祉協議会と共催で「夏休み子ども福祉講座~高齢者の気持ちになってみよう~」を開催しました!
小学1年生から5年生まで、6人の子供たちが集まってくれました。
地区サポーターの方が5人、お手伝いに来てくださいました。
はじめに、「高齢者って?年をとるってどういうこと?」というお話や、車いすの歴史や特徴について学習をしました。
その後、高齢者の疑似体験、車いす体験を行いました。
おもりのついたベストや関節を固定するサポーター、イヤーマフ、ゴーグルなどを、地区サポーターの方に装着してもらいました。
目や耳も不自由で、手首や足首のおもりと、肘や膝のサポーターをつけいと、杖があっても思うように体が動かないことなどを体験しました。
視界が白く濁ったゴーグルをつけ、手袋もして、ペットボトルのふたを開けてみたり、
小銭入れから小銭を出してみたり・・・いつも簡単に出来ていることが出来ない!という体験をしてもらいました。
続いて、車いす体験。
車いすに乗るのも、押すのも初めて!という子ばかりでしたが、
地区サポーターの方に操作を教えてもらい、押してみる側、乗ってみる側を体験しました。
「車いすで移動するところが少し狭かったので、もう少し幅を大きくしたらいいと思う」
という意見には、私たちもハッとさせられました。
事務所の入り口にある自動販売機は、車いすでも押しやすい位置にボタンがあります。
ちょっとした工夫で、誰もが使いやすくなることを体験してもらいました。
「車いすを押しているとき、乗っている人の足元が見えないので当たらないように気を付けた」
「動きにくかったから、これからは少しでも高齢者のことを気にしたいと思った」など、体験して初めて気づくことがたくさんあったようです。
高齢者の体の変化や気持ちの変化を知ること、体験することで、高齢者や体が不自由な方を身近に感じ、相手の気持ちや立場になって考える気持ちが芽生えて、松原がさらに思いやりのあるやさしいまちになることを願っています!