こんにちは、松原あんしんすこやかセンターです。
先日、地域の住民向けにいきいき講座を開催しました。
今回のテーマは、【もしものときのために「人生会議」 ~ご自身が大切にしていることを、話し合ってみませんか~】でした。
人生会議とは最近「ACP」とも言われ、「アドバンスケアプランニング」の略です。
だれでも、いつでも、命に係わる大きな病気やケガをする可能性があります。
命の危険が迫った状態になると、約70%の人が、医療やケアなどを自分で決めたり望みを人に伝えたりすることが、できなくなると言われています。
自らが希望する医療やケアを受けるために、大切にしていることや望んでいること、どこでどのような医療やケアを望むかを自分自身で前もって考え、周囲の信頼する人たちと話し合い、共有することが重要です。
最初に、人生会議とは一体どんなものなのか、日本老年医学会が作成している動画を視聴。
後半は、世田谷区で作成している在宅療養・ACPガイドブック『LIFE これからのこと』を使って、ご自身の考えや思いを記入しました。
その後、記入した内容について、グループに分かれて意見交換しました。
グループワークについて、「はじめてお会いするかたとお話できて、楽しかったです。」「年齢の近い方々のお話が大変参考になりました。」「他の人の人生を聞くことができてよかったです。」などの感想をいただきました。
「人生会議」が身近に感じてもらえるような講座を、今後も開催していきたいと思います。