11月11日に開催された「せたがや福祉区民学会」にて、訪問看護ステーション三軒茶屋の白石理学療法士、藤本作業療法士からそれぞれ発表がありました。
事前の発表準備(練習)の様子についてはこちらもご覧ください→https://www.setagayaj.or.jp/blog/activity/blog-20231109-1454
当日の発表の様子はこちらです。
・発表タイトル「皮膚反応に着目して、体の動きを変える」藤本作業療法士
藤本作業療法士コメント:リハビリといえば筋力アップというイメージを払拭したく、今回皮膚反応に着目した発表をさせて頂きました。皮膚は筋膜と間接的に繋がっており、運動機能を高める上で欠かせない存在です。全ての医療従事者が利用者様の身体に触れている、よって皮膚にも普段から触れています。そんな身近な皮膚に対する着眼点が私の発表によって変わり、日々の業務において利用者様が心地いいサービスに繋がるきっかけとなれば幸いです。
・発表タイトル「オンラインとオフラインを融合したフレイル予防の“新しいカタチ”で世田谷を変える シニア男性がいつまでも健康で輝き続けられる社会へ」白石理学療法士
白石理学療法士コメント:今回、OMO(オンラインとオフラインの融合)型地域密着フレイル予防プロジェクトについて発表し「専門家の人材不足問題」に関してご意見頂きました。
「専門家の人材不足問題」については、フレイル予防活動の基本が”業務の傍らでかつボランティア”となるため、PT等のリハビリ専門職がフレイル予防活動の運営者として活動するのは困難であると考えています。
今後、リハビリ専門職が地域で活躍できる人材を増やしていくためにも、フレイル予防プロジェクトのサービスを価値あるものにしていきたいと思います。
なお、訪問看護課からは、竹内管理栄養士と訪問看護ステーション三軒茶屋の和仁言語聴覚士が所属している「もぐもぐチーム」からも発表しました。よろしければこちらもご覧ください。→https://www.setagayaj.or.jp/blog/activity/blog-20231115-1325