こんにちは!
松原あんしんすこやかセンターです。
世田谷区では、「医療と福祉の連携づくり」について、
地区ごとに地区連携医を配置し、あんしんすこやかセンターとともに連携づくりに取り組んでいます。
地区連携医事業の取り組みの1つである区民向け講座を、11月9日(木)梅丘パークホールにて開催しました。
「住み慣れた地域でいつまでも~どのような人生の最期を迎えたいですか~」
をテーマに地区連携医の吉川内科医院 吉川昌男先生にご講話いただきました。
区民38名、事業所11名、総勢49名の方が参加してくださいました。
人生100年時代であり、
より長い健康寿命を目指すために食事・運動の管理や他者との交流が大切であること、
介護と医療が連携した「地域包括ケアシステム」により、住み慣れた地域で最期まで生活できること、
ACP=人生会議を行うことでその人らしい最期を迎えることができるなど多くの学びがありました。
質問が多く、区民の方の関心の高さを感じました。私たちにとっても、地域に住む方の疑問や悩み、思いなどを直接伺える良い機会となりました。
受講後のアンケートには、
「ACPの考え方がよく分かりました」、
「一人暮らしと人生の最期を考える大変良い機会でした」、
「知識が入ると、歳をとることの不安さが軽くなりました」、
「ピンピンコロリ(そろり)でがんばって生きたいと思います」、
「松原在住80年、なるべく松原の自宅で最期を迎えたいと願っています」
など、吉川昌男先生の講話が、ACPについて考えるきっかけになったという感想が多く書かれていました。
松原あんしんすこやかセンターは、誰もが安心してその人らしい最期を迎えられる松原地区を、住民の皆さんと一緒につくっていきたいと思います。