皆さん、こんにちは。
松原あんしんすこやかセンターです。
梅雨時期の蒸し暑い日が続いていますが、何とか乗り切りましょう!
「世田谷区認知症とともに生きる希望条例」が制定されて3年半が経ちました。
認知症になっても希望を持って暮らし続けることができるという新しい認知症観への転換や、自分事として「そなえる」ことを1人でも多くの方に知っていただきたいという思いで、松原あんしんすこやかセンターでは、地域の方向けにアクション講座を開催しています。
今回は、日頃から当事者の方と関わることの多いケアマネジャー向けに、6月25日にアクション講座(世田谷区版認知症サポーター養成講座)を開催しました。
講座の前後に認知症に対するイメージを書いてもらいました。
講座開始前には、生活への「不安」「支障」という言葉が見受けられましたが、講座後には、
「認知症になっても、希望のある生活を最後まで送ることができる」
「出来ることがたくさんある。特に変わらず、今まで通り付き合っていける」
等、新しい認知症観に転換できたようです。
講座の後半では「認知症になったらどう過ごしたいか?」を各々で考えていただきました。
その後、書いたものを隣り同士で交換し、書かれている思いを実現するために、支援者である「ケアマネジャーとして大切にしたいことは何か?」を考えていただきました。
さすが、日常的に利用者様のことを考えているケアマネジャーさんたち。自分の希望を書く時よりもスラスラ書かれていました。
最後は希望のリーフ(葉)に「ケアマネジャーとして大切にしたいこと」を書いて、3本目の「松原希望の木」に貼りました。
3本目の木も希望のリーフ(葉)が生い茂ってきたので、4本目の作成を松原地区のアクションチーム「サロン オハナ」に依頼中です。どんな木ができるのか今から楽しみです。
※アクションチームとは(認知症があってもなくても)
・地域に暮らす様々な立場や年代の人が誰でも参加できる気軽な場です。
・自由に語り合いながら、望みを一緒にかなえる楽しい活動をしていきます。