皆さんこんにちは!
松原あんしんすこやかセンターです。
12月14日(土)に、松原小学校の避難所訓練が行われ、小学校のPTAや
地域の住民など約70人が参加しました。
まずは地震発生時に実際に避難所となる体育館に集合し、避難所生活のルールなど
の説明を受け、その後3つのコーナーに分かれて体験をしました。
1つ目は、避難所生活の体験です。段ボールベッドに寝てみたり、大勢が共同
生活をする避難所の中でプライバシーを守るために間仕切りをしたスペースに入っ
てみたりしました。
2つ目は、「災害用伝言ダイヤル」です。
災害発生時、電話がつながりにくくなった時、
避難所には災害時用公衆電話が設置されます。
今回は、災害時用公衆電話から「災害用伝言ダイヤル171」を利用して、
実際に伝言を残してみる体験をしました。
「話には聞いていたけど、実際にやってみたのは初めて。何事も体験してみないと分
からないですね」
とおっしゃる参加者もいました。
3つ目のコーナーは、マンホールトイレです。
校庭の下の下水道管路にあるマンホールの上に簡易な便座を置き、災害時にトイレと
して使用するものです。
「いつも通っている学校にこんなところがあるなんて知りませんでした!」
とお子さんもびっくりしていました。
また、
「プライバシーがどのくらい守られるのか心配です・・・」という声も聞かれました。
訓練を主催した避難所運営委員会の方からは、
「災害が起きた時、避難所を立ち上げるのは 皆さんと同じ被災者である地域の住民です。
誰かが何かしてくれるというのではなく、
皆で協力して避難所を運営していくことが大切です。
また、避難所に住民全員が入れるわけではないので、在宅避難が原則になります。
自宅の環境を見直したり、在宅避難に必要な物品を準備しましょう。」
というお話がありました。
~防災グッズの展示コーナー~
今回の避難所訓練には、
先日松原あんしんすこやかセンターが開催した
いきいき講座『高齢者のための防災講座』
に参加された方も来られていて、
「高齢者は避難所で過ごすのは大変だということが来てみてわかりました。
できるだけ自宅で在宅避難ができるように、防災グッズなどを見直します」
と話していました。
災害はいつ起こるかわかりません。
防災を自分事としてとらえて備えができるよう、
松原あんしんすこやかセンターでは、
これからもいきいき講座などを通して
住民の皆さんと一緒に考える機会を作っていきたいと思います。