皆さん こんにちは!
松原あんしんすこやかセンターです。
1月31日(金)に、今年度3回目となる、
「松原地区の民生委員・児童委員、あんしんすこやかセンター交流会」を開催しました。
今回のテーマは、
1.「見守りアンケート」の結果から、松原地区のニーズについて考える
2.お互いに見守りをしているケースについて情報共有をする
でした。
まずは、松原地区の見守りのニーズについて把握するために実施した、
見守りに関するアンケート(※)の結果をもとに意見交換をしました。
※松原あんしんすこやかセンターでは、
令和6年6月~12月に松原地区の65歳以上の住民を対象に「見守りアンケート」を実施し、
約150人から回答を得ました。
民生委員・児童委員の方からは、
「女性の回答者が多かったが、男性のニーズも知りたい」
「参加している集まりに来なかったら連絡してほしい回答が多いが、
参加を呼び掛けても来ない人たちにどうアプローチをしたらよいか悩む」
「見守りをしづらい社会状況になっている。民生委員だけでなく、
地域の中で昔のような“向こう三軒両隣”的な見守り体制ができるとよい」
「24時間相談できる先があると良いという回答が多かったのに驚いた。
日中はいいが夜間不安になる人が多いのだろう。
電話をするなど自分たちにも出来ることがあるか考えたい」
「見守りアンケートの結果には、
納得できること、意外だったことなどがあり、今後の活動に役立つと思う」
等の意見が聞かれました。
続いて、災害などの非常時に、必要な方のところに必要な見守りが届くように
地域の中で見守りが必要な方の情報を共有することを目的として、
地区ごとにグループに分かれて、
それぞれが気になっている人、見守りをしている人について情報共有をしました。
松原地区の住宅地図を見ながら、
「ここの家の木が道路まで生い茂っていて気になっている。
夜になると電気がつくので住んでいると思うが、最近姿を見ていない」
「とても高齢だが介護保険のサービスなどを利用していないようで心配」
「ご主人が亡くなって一人になってからあまり外に出ていないようで気になっている」
など、日々の暮らしの中で見守りをされている
民生委員・児童委員ならではの視点でお話を聞くことができました。
あんしんすこやかセンターからは、
どういう基準で見守りをしているか、どのような方法で見守りをしているかなどをお伝えしました。
各グループとも時間が足りないくらいお話が尽きませんでした。
最後に感想を伺うと、
「気になっていた方が既に見守られている確認ができてよかった」
「高齢のお一人暮らしで気になっていたが、あんすこさんも把握していると分かって安心しました」
「これからも定期的にこういう機会を設けてください」
「交流会を重ねていくうちに、あんすこさんとの情報共有も深まっていくように思いました」
など、松原地区の見守りのネットワークがさらに強まったと思います。
松原あんしんすこやかセンターでは、
これからも民生委員・児童委員はじめ、地区内の様々な機関と連携し、
住民の皆さんが安心して暮らせるまちづくりのお手伝いをしてきたいと思います。