こんにちは!
松原あんしんすこやかセンターです。
2月7日(金)に、第2回 おとこ塾企画(※)「男性によくある尿トラブルと体操」を開催しました。
(※)おとこ塾とは、
まちづくりセンター、社会福祉協議会、あんしんすこやかセンターが支援している、
平成28年から続く男性の居場所づくりのための活動です。
今回は、おとこ塾企画委員の男性たちの間でも関心が高かった「尿トラブル」が
テーマで、16人の男性が参加されました。
はじめに、理学療法士の講師から、尿漏れなどの尿トラブルが起こる仕組みのお話がありました。
排尿、排便のコントロールを担っているのは、骨盤底筋群です。
骨盤底筋群は単独では働かず、
腹横筋(内臓を覆っていておなかをへこませる働きがある)、
多裂筋(背骨についている小さな筋肉)、
横隔膜(息を吸い込むときに重要な役割を果たす筋肉)と連動しています。
また、肩関節の運動とも関連していると言われています。
つまり・・・
猫背になって姿勢が悪くなると、骨盤底筋群の働きが悪くなり、
尿トラブルを起こしやすい!ということを教わりました。
後半は、呼吸運動と連動させた骨盤底筋群のエクササイズを数種類行いました。
息を吐きながら骨盤底筋群に力を入れ、息を吸いながら骨盤底筋群を緩めます。
呼吸を意識して、お腹をへこませることがポイントです。
階段昇降やウォーキングなど、いつもの動作に、「お腹をへこませる」、
「お尻の筋肉を閉める」などちょっとした負荷をかけることで、筋肉は鍛えられます。
「毎日1%習慣を変えることで、1年後にはかなりの効果を感じられるようになります!」
という講師のお言葉に皆さん大きく頷かれていました。
また、尿トラブルについて、家族や友人にも相談できなかったという方から、
それぞれの困り事をざっくばらんに話せるような会を開いてほしいというお声もありました。
松原あんしんすこやかセンターでは、これからも皆さんの声を聴き、
”ためになる”講座を企画していきたいと思います!