皆さん こんにちは!
松原あんしんすこやかセンターです。春が待ち遠しい時期になりましたね。
1月31日(金)に今年度9回目となる松原地区連携医事業を開催しました。
12月の地区連携医事業で参加者から希望があった
「高齢者の糖尿病について」をテーマに吉川内科医院 吉川昌男先生よりご講義いただきました。
ケアマネジャー、病院のソーシャルワーカー、
訪問看護ステーションの看護師、デイサービスの介護職、
薬剤師、福祉用具専門相談員など多職種が集まりました。
糖尿病について高齢者と成人の管理方法は異なります。
高齢者に対しては、厳しい管理ではなく、フレイルを予防しながら管理していく必要があります。
また、急性合併症(糖尿病性ケトアシドーシス、高浸透圧性高血糖状態、高度な脱水、感染症)には特に注意しながら、
比較的安全な薬剤を使用し、治療を継続できる環境をつくることが、
高齢者の糖尿病治療のポイントであるとお話がありました。
参加者からは
「高齢者の糖尿病は若い世代の糖尿病と同じに考えるのではなく、
高齢者特有の視点が大切だと学びました。」
「急性合併症を防ぐ必要があることを学びました。」
「糖尿病患者の方がこれだけ多い中で、基礎知識を学ぶことが出来ました。
治すことよりも、本人の希望を叶えることも治療の一つだと感じ、完璧を求めすぎない生活支援も考え直していきたい。」
などの感想をいただきました。
質問も多数あり、参加者からの、病気について学びたい、
利用者・家族の力になりたいという強い意思を感じました。
今後も地区連携医の吉川内科医院 吉川昌男先生を中心に多職種で学び、
医療と介護の連携を深め、誰もが安心して生活ができる松原地区を目指していきたいと思います。