皆さんこんにちは!
松原あんしんすこやかセンターです。
三寒四温、少しずつ春が近づいてきましたね!
3月10日(月)に、松原地区包括ケア会議を開催しました。
テーマは『松原地区 災害時助け合いマップを作ろう!』
~高齢者も障害者もこどもも…誰もが安心して暮らせるように、関係機関がつながろう~ です。
松原地区で活動する17の機関から、
民生委員、町会長、主任ケアマネジャー、サービス提供責任者、デイホーム、
有料老人ホーム、福祉用具事業所、ぽーときたざわ、相談支援事業所、保育園、
コンビニエンスストア店長、サロン代表、あんしんすこやかセンターのボランティア、
保健福祉課、まちづくりセンター、社会福祉協議会、あんしんすこやかセンター など、
様々な分野の方が参加してくださいました。
まずは、松原地区の地図を見ながら、普段どんな活動をしているのか自己紹介をしました。
とても近くで活動していたのに存在を知らなかったという方たちも多かったようです。
続いて、地震による災害が起きたと想定し、それぞれの機関がどのような動きをするのか、また地域に協力できることがあるかということについて発表しました。
☀有料老人ホーム・・・
1階のロビーのスペースを一時的に避難場所として使ってもらえるよう開放できます。
☀デイサービス・・・
休むスペースも多少の食料の備蓄もあります。
一人で家にいるのが不安だという場合、子どもでも大人でも一緒に過ごすことができます。
☀保育園・・・
普段から地域の高齢者と交流する会を開いています。
知っている顔がいると安心できると思うので、一人で不安という高齢者が来てくれれば受け入れます。
☀福祉用具事業所・・・
車いすなどの福祉用具が必要な場合は、持っていくことができます。
契約をしていない方でも、停電時に電動ベッドが使えなくなったなどの
不具合が生じたときは見に行くこともできます。
☀ケアマネジャー・・・
避難所の現状を聴けて良かったです。担当している方には在宅避難を呼びかけ、
個別に避難計画を考えていこうと思います。事務所に帰り、
自分たちが地域にできることを話し合ってみます。
☀障害福祉サービス・・・
障害の特性によって、対応の仕方が異なります。
自宅にいるのが不安だと避難所に行く方もいるかもしれないので、対応に困ったら相談してください。
☀コンビニエンスストア・・・
物資の配給が限られる中で、
平常時から顔見知りの関係が出来ていると、災害などの非常時に協力できることがあるかもしれません。
☀自治会会長・・・
地区の避難所は対応できる数が限られているので、できるだけ在宅避難をと呼びかけています。
今日の話を聞いて、いろいろな人が避難所に来ることを想定して訓練していかないといけないと思いました。
また、在宅避難で家にいる一人暮らしの高齢者や障害者に物資を届けることも考えてきたいです。
予定していた時間をオーバーしても話が尽きることはなく、
地図で示した点と点が見えない線でつながれていく、そんな時間となりました。
分野や立場を越えて非常時に協力しあうためには、普段からお互いの活動や役割を知り、
顔見知りになっておくことが大切だということを実感したので、
今後もこのような機会を定期的に持ちたいという声が多く聞かれました。
防災は高齢者、障害者、子ども、誰にでも関係するテーマです。
これからも分野や行政、民間の垣根を越えてつながる機会を持って、
松原地区全体で災害に備えていきたいと思います。