高齢者施設『グランダ世田谷上町』さんで『お口と栄養』のお話をさせて頂きました。今回は、芦花ホームの渡辺歯科衛生士、ロッテの小原さんにご協力頂きました。
皆様お食事をおいしく召し上がっていらっしゃるとのことですが、特にタンパク質をしっかりとりましょうということを管理栄養士がお伝えしました。タンパク質の中で、肉や魚は高齢になると噛みにくくなりますので、しっかり栄養をとるためには口腔機能の維持が大切です。
そこで、ロッテさんから噛むことの大切さのお話をして頂きました。
次に ◆咀嚼ガム◆を使って、噛む力を評価しました。
最初に渡辺歯科衛生士がガムを噛めるかどうか皆さんのお口の中のチェックを行い、次に60回ガムを噛んで、測定台紙に取り出し、アプリで評価します。
スコアが出るので、しっかり噛めているかどうかがとてもわかりやすく、しっかり噛めている方は「よかったわ!」と喜ばれ、そうでなかった方も噛むことの意識が高まったようでした。
最後に、渡辺歯科衛生士が噛むために大事な筋肉の運動も行い楽しい時間となりました.
どこでも保健室で、咀嚼ガムを使った取り組みは初めてでしたが、これからも地域の皆様がいつまでもおいしく食べるためのお口の取り組みを行ってまいります。