もぐもぐチームでは、「最期まで口から食べる」ために専門職が集まり、症例検討や情報交換を行っています。
今年度は、とろみをつけた飲料に抵抗がある利用者のために、チームでとろみ飲料について研究をしています。
芦花ホームでは、飲料にとろみをつけなければならなかった利用者に、音楽療法を行って頂き、1か月後に念願のとろみをつけないお茶が飲めるようになった事例がありました。在宅でも、どのようにしたら進めていけるか方法を模索中です。
今回は、斉木章乃先生の講演を参考に、炭酸がお好きな利用者のためにとろみつき炭酸飲料について研究しました。
とろみつき炭酸飲料は普通のとろみ飲料に比べ、咽頭残留が有意に減少し、また、嚥下反応が早いタイミングで生じます。
炭酸専用のとろみ剤も発売されており、実際に作り、試飲してみました。
とろみにより炭酸がしっかり感じられ、とろみが嫌いなチーム員からも「これなら飲める!」「美味しい!」と大好評でした。
次回は令和5年3月10(金)に「メーカーによる勉強会」を開催する予定です。
社会福祉法人世田谷区社会福祉事業団
訪問サービス課 管理栄養士
竹内洋子
訪問サービス課 訪問サービス統括担当
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FAX:03-5450-8296