暖かい日が続き、いよいよ春到来を感じるこの頃、3.11を前に防災にまつわるプログラムを行いました。日頃より避難訓練等をしていますが、今回は災害時に使えそうな新聞紙を材料としたスリッパ作りと災害救援食としての五目御飯作りを実演しました。
災害救援食(アルファ米)は避難所の炊き出し用で、ひと箱で50食分を用意することができます。ふたを開けると、カッター、手袋、大しゃもじ、50人分のランチパックやスプーンなどが効率よく収められていて「そんなものまで入っているのね」と感心される方もいました。
お湯と具材を入れてかき混ぜると、お出しの香りが漂い「おいしいそうだね。」と期待が高まります。
出来上がりまでの間に防災〇×クイズを行いました。
「グラッときたら、一番に火を消す」は○か×か?
ほとんどの方は「〇」を挙げられました。でも一番は身の安全の確保。答えは×なんです。最近の給湯器などのガス器具には自動で火を消す装置がついているからなんですね。
皆さん「常識も昔とは変わってきているんだね」と驚いていました。
最後は完成した五目御飯を試食して、思いのほかおいしく、また驚かれる皆様でした。
デイ・ホーム芦花ではこれからも多彩なプログラムを御用意して皆様をお待ちしております。