世田谷区認知症カフェのひとつである薬局カフェ「さんこみゅ」に参加してきました。
「さんこみゅ」は、世田谷・三軒茶屋の薬局からお届けする情報発信・よろず相談の場。待合室のリアル開催とZoomオンラインのハイブリッド型(会場とオンライン両方一緒に行う)カフェです。
毎月第3土曜日 14時10分~14時50分に開催。
参加費は無料。薬局利用者でない方も気軽にご参加いただけます。
今回は「薬局の仕事について」がテーマ。
薬剤師さんって何してるの?お薬ができるまでどんな作業をしているの?どうして待ち時間が長いの?という待合室で誰もが考える疑問についてのお話でした。
「病院で症状を話したのになんで薬局でも同じ話をするのか」は大事な初期監査のためであることや、待ち時間か長い理由は一包化、粉薬、シロップ、塗り薬など様々な薬剤も調剤をしているためであることがわかりました。
また、半錠の処方は道具や手作業で行うこと、シロップや粉薬作り方についてもレクチャーがあり、それぞれゴミ入ってないか、機械の不具合はないか目視で確かめているそうです
塗り薬の調剤も機械で混ぜて終わりではなく、均一に混ざっているか確認しているとのこと。あらためて安全な調剤をするために何をしているのか知ることができました。
薬局に人が少なくても「待ち時間が長いなあ」というときは、難しい調剤が先に入っていることもあるそうです。同じ待ち時間でも仕事を知ると、納得して待つことができるのではないかなと感じました。
参加された方からの活発な質問タイムでは
・ジェネリックはどうなのかな?金額以外のメリットは?
・薬の賞味期限はあるの?
などなど熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
「さんこみゅ」は毎月テーマを設けて、みんなで学びながらわいわいお話するアットホームな会です。
認知症の方、認知症家族の方はもちろん、ご興味ある方はどなたでもご参加いただけます。
次回は、令和6年3月16日(土)14時10分~14時50分 「炭について」炭の持つ力・魅力についてです。
ご予約・お問合せは田辺薬局三軒茶屋店 (03-5779-8568)まで直接お問い合わせください。