皆様こんにちは。上北沢あんしんすこやかセンターです。
11月27日(水)14時~16時に、
在宅医療を区民の皆様に広めるための講座
「在宅療養でかかるお金のギモン2024~施設の医療も含めて~」を、
あんしんすこやかセンターがあるまちづくりセンター地下で開催しました。
住み慣れた自宅での在宅療養を広める、といってもやっぱり
「いくらぐらいかかるのか」という疑問はあるのが当然。
この「お金のギモン」シリーズで行ってきた企画も今年で3年目。
いよいよ在宅と施設の両方から、お金について切り込んだ話をご用意いたしました。
まず、
ガン末期で在宅療養と施設で迷っている83歳一人暮らしAさんの場合と、
架空の事例に沿って、
ケアマネジャー、
訪問診療医師、
訪問薬剤師、
訪問看護師がそれぞれの立場から、
在宅での生活をサポートする制度について説明しました。
次に、民間施設紹介センター相談員による施設での生活とお金の説明をしました。
この事例では、
在宅療養であれば、介護、医療のサービスを合わせて
月8万円前後+検査代や薬代などとなりますが、
施設では、
ガン末期診断を受けた方専門のホームでは月20~25万円に
介護・医療の料金などが加算されていく、
しかも在宅療養のような自由度があまりない、という説明でした。
60~90歳代21名のご参加でしたが、皆さん熱心に耳を傾け、
ペンをとって資料に書き込みをされる方も見受けられました。
参加者アンケートでは、
「健康でいるのが何よりの節約ですね」
という頼もしいご意見もいたただきました。
これからも、地区の皆様が安心して住み慣れたご自宅で療養を続けられますよう、
医療、介護の事業者とともに情報発信につとめていきます。また、個別相談にも日々応じておりますので、お気軽にお立ち寄りください。