令和7年7月2日(水)19時から
太子堂地区多職種連携交流会(太子堂地区包括ケア会議)を開催しました。
今年は、昨年度に続き「けあこみゅ太子堂」(主任ケアマネジャー等の会)、
「ナースサミット」(地域づくり活動に参画している訪問看護ステーション管理者の会)、
「薬剤師連絡会」(太子堂周辺の薬局薬剤師有志が集う会)のコラボ企画として、
企画段階から3職種が集い、検討を重ねて開催しました。
テーマは ~「訪問看護」「薬剤師」「ケアマネジャー」の連携方法~ と決め、
お互いの職種や事業所、個人等の環境、事情を理解した上で、
理想の連携について語り合いました。
当日は、地区連携医の樹のはなクリニック奈良岡先生、
世田谷区保健福祉課からの参加もあり、およそ50名の方が集まりました。
職場や個人の課題としては、
「(連携手段として)電話やファックスが多く使用されており、
ICTツールの活用ができていない」
「事業種別や事業所によって使用しているツールやパソコン、
携帯電話の支給状況にばらつきがある」
「個人情報の取り扱いの課題もある」
などの意見がありました。
理想の連携については、
「MCS(メディカルケアステーション)のようなツールが活用され、
サービス担当者会議の通知共有や利用者の状況をリアルタイムに正確に把握でき、
他職種からの意見(異変に気付き)や検討、
「ケアまでが早く対応できると良い」
「ツールを使う際のルールづくりがほしい」などの意見がありました。
太子堂地区では、これからもそれぞれの職種や個人が
「顔が見え、率直に意見交換ができる」多職種連携交流会を重ねていきたいと思います。
次回の太子堂地区多職種連携の会は、令和7年11月19日(水)の夜に開催予定です。
◇グループワーク◇
今年は訪問看護師、薬剤師のご参加が増えました!