2月のカフェでは、世田谷区介護予防・地域支援課の坂本カノ子係長を講師にお迎えし「世田谷区の認知症施策について」というテーマで講話をしていただきました。
世田谷区における様々な認知症施策について、資料を用いながら具体的で分かりやすい講義を行っていただきました。参加者の皆様にも、メモを取られる姿が多く見受けられ、講義終了後も坂本係長を囲み各テーブルにて活発に意見交換が行われていました。
また、今月のカフェでは、2月14日のバレンタインデーにちなんで、ささやかなお菓子のプレゼントと、スペシャルドリンクとしてホットココアチョコレートを提供させていただきました。プレゼントの包装紙は、毎回カフェを手伝って下さっているボランティアのスタッフの方が全て手作りされたもので、その完成度に皆様驚かれていました。スペシャルドリンクについては、「あら美味しいわ!」「おかわりはいただけるのかしら?」と大変ご好評をいただき、各テーブルでのお話もより盛り上がったようでした!
カフェの最後には、別プログラムとして、参加者に作成していただいたアート作品の紹介です。新聞広告を切り抜き、台紙に貼り付け、自分の好きなように「コラージュ」していくものでした。女の子らしく、おしゃれなアクセサリーを一面に貼り付けたものがあったと思えば、美味しそうな料理の写真を画用紙いっぱいに貼りつけたものもあり、その人らしさが垣間見える発表会となりました。
特別養護老人ホーム芦花ホーム(再開準備室)では、近隣にお住まいの皆様、認知症の方とそのご家族等、誰もが安心して集える場として「コミュニティカフェ芦花」を開催しています。芦花ホームの改修工事も順調に進行し、芦花中学校での開催もいよいよ次回3月で最後となりました。
そんな次回のカフェ日程は、平成31年3月17日。今年度最後のコミュニティカフェでは、東京都立松沢病院の認知症疾患医療センター長である精神科の新里和弘先生を講師にお招きし、最新の認知症治療など、楽しく学べる機会となる予定です。そして平成31年4月からは、従来通り芦花ホーム内で開催となります。引き続き参加者の皆様と安らぎの時間を共有できるよう、スタッフ一同努めてまいりたいと思います。リニューアルした芦花ホームにて、皆様のご参加を心よりお待ちしております!
※追伸
今回からついに念願!のカフェエプロンが利用開始されました!これを着用することで、よりカフェの雰囲気が高まった気がします。今後も、スタッフ一同、このエプロンにて皆様をお迎えさせていただきます。お気軽にお声掛けください!