上北沢ホームでは、毎月職員を対象とした施設内研修会を開いて、介護業務に関わる知識の習得、およびご利用者への接遇技術の向上に努めています。
先日の研修会では、「日本版BPSDケアプラグラム」に関する職員研修を実施しました。BPSDとは、認知症の方の行動・心理症状のことを指します。これをご利用者からの困りごと・ケアニーズに関わるメッセージととらえ、環境を整えたり、関わり方の工夫をすることで、ご本人の困りごとを軽減できると考えます。そしてそのためのケアの方法を、数値に基づいて観察・評価・分析することにより、職員がチームとして同じ視点に立ってご利用者へのケアを実践していきます。
当日はこれらのことについて学んだ後に、参加者がグループに分かれて、具体的なご利用者のことを想定しながら望ましいケアの方法を話し合い、作成したケア計画を発表し合いました。