介護職員・ヘルパー

  • 特別養護老人ホーム勤務
  • 1998年入職

プロフィール

介護調整主任、事業団在籍20年。現在は、多くの職種が勤務する特別養護老人ホームの主任として、ご利用者の情報をすべての職員が同じレベルで情報共有できるように、職員と職員の間に入って情報収集・整理などを行っています。ご利用者にとって「家」のように落ち着いて過ごせる施設になれるよう、日々意識しています。(2019年5月現在)

仕事の魅力

各職種、職員間でお互いの立場を認めあえる職場

ご利用者の情報共有は、ケアを提供していく上でとても重要なことです。各職種がそれぞれの立場で自発的に情報を出して、共有して、議論する。当たり前のようなことですが、これが実は意外と難しいことなんです。

職種や立場が異なると、「こんなことを相談してもいいのか」「忙しそうで相談したら迷惑かな」「自分の職種と考え方が違うのでは…」などと考えてしまい良い議論ができず、連携体制を作ることが難しくなります。

連携体制を作るためには、各職種、職員間でお互いの立場を認めあうことが大切です。「ご利用者のその人らしい生活を支える」を目指し、各職員が同じ目線に立ち、役割分担がしっかりできて初めてできることです。いまの職場には、それができる信頼関係や雰囲気があると感じています。

実践を通し学び続けることができる

新規採用職員を迎えたときはしっかり時間をかけてOJTを行います。OJTのマニュアルに沿いながら、マンツーマンで業務を一つひとつ指導していきます。特に入職直後は、1週間ごとに業務上の相談や悩みを聞き、対応策を一緒に考えていく時間を設けています。根拠に基づいた考え方や技術が身につくことは、サービスを提供していく上でとても重要なことです。労を惜しまず、時間をかけて丁寧に指導しています。

研修については、事業団職員研修の体系に沿って実施していきます。これは毎月の施設研修、年数回の職層研修がメインです。施設内研修では認知症ケアや看取りケア、口腔ケア、感染症対策等のケアに直結する技術や知識について、テーマごとに学びます。また、事業団組織内の他部署の研修にも参加することができます。(他の特別養護老人ホームなど介護関連事業所の研修)

事業団の特別養護老人ホームは様々な専門職がいる環境なので、日常的に仕事をしている中でも新しい知識がたくさん入ってきます。実践を通して新たな知識を学ぶことができることは、この分野に興味があって介護のプロとして色々なことを学びたい人にとって、とても良い環境だと思います。

悩みを相談しやすい、休暇を取りやすい

働きやすい環境であるためには、職員が悩みを相談しやすい体制を作る事が、とても重要と考えています。 日常的なコミュニケーションでも、または面談の場でも、困った時は上司に相談できるように、風通しのよい雰囲気を作ることを心がけています。

また、必要に応じて休暇が取りやすい環境だと思います。事業団の休暇制度自体が充実しています(年間休日125日+年次有給休暇のほか各種有給の特別休暇)。長く働き続けるためには、休むことも大切です。働きやすい環境は、制度があるだけでは駄目で、実際に休暇を取りやすい職場風土や雰囲気があって初めて作れるものです。組織がしっかりしていて、働きやすい環境を作っていくことに配慮があると思います。こういう社風は事業団の強みだと思います。

求職者へのメッセージ

事業団の特別養護老人ホームの仕事は、様々なケアを通してご利用者の「その人らしさ」を支えることです。それは、とてもシンプルだけど、難しいこと。そこを目指してみんなそれぞれの立場と想いで一生懸命働いています。

その人に合ったケアを多職種で連携しながら提供したことに対して、ご利用者から「ありがとう」、ご家族から「この施設でよかった」と言われた時は、本当にやりがいを感じる瞬間です。

「この仕事が好きで、ご利用者を大切にしたい。その人らしさを支えていきたい」と共感してもらえる方と一緒に働きたいと思っています。そう思える人にとっては、やりがいがあり、楽しく、創造的な職場だと思います。

特別養護老人ホームでのお仕事を考えている方、迷っている方、少しでも興味を持たれた方は、一度見学にいらしてください。お待ちしています。
 

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